2011.12/16 [Fri]
子供に「もう授業(体育限定)に出たくない」と言われたら…どうすることが正解なのか?
今までに何度か書いているけれどウチの娘は中3受験生だ。もうずっと以前からの便秘体質もある上に体調管理が出来ていないから肝心な所で転けたりする。でも、それにしてもここ1~2ヶ月の体調不良というか腹痛(便秘、生理痛、原因不明含む)は酷い。遅刻はしょっちゅうだし休む事も。何かがあるのをうっすらと感じてはいた。「何が?」と聞かれるとはっきりと答えにくいんだけどね、仮病というわけでもないこともわかる上で「もしかして?」という漠然とした不安があった。そしてそれが現実のものとなった。
先週突然娘が「もう体育の授業には出たくない」と言い出した。言い出したのは突然なんだけど「ああ、ついに来たか」という感じがあった。
理由は「19人の女子で2人組の準備体操の時など自分が必ずあぶれる」クラスの女子の中で浮いているらしい。中3になってから殆ど同じクラスの友達の話を聞いたことがなかった。でもそれも中学になると同じクラスよりも同じ部活動の友達の方が親密になるからそれまで同じ部活動で同じクラスの友達と中3のクラス替えで見事にバラバラになったせいだと思っていた。実際そうなんだけれどもそれは私が思っていた以上に娘にとっては深刻な事態だった。クラスで浮いているといっても誰かに意地悪とか何かをされる訳でもない、無視されている訳でもない。ただ、ペアを組んでする事の多い体育の授業であぶれるだけ。あぶれた人はどこかのペアに入れてもらって3人組で準備体操などをすることになる。
娘曰く「2学期になった辺りからそんな感じになってきた。それなりにペアに入れて貰う努力もしてきた。(どこかのペアに働きかけると入れてはくれるらしい)でも、もう限界。今までは内申の事があるからなんとか我慢してきたけれどもうこの先の体育の授業には出たくない。音楽や美術の授業は教室が近いからまだ我慢できる。でも移動距離の長い体育はその移動中も1人あぶれて嫌だ。今までどうにか頑張って仲良くなろうとしたけれどどうしても話が合わない。みんなジャニーズかドラマの話ししかしない。自分はジャニーズやみんなの好きなドラマに興味がない。休み時間は話が合わない相手と無理して話すより好きな本を読んでいる方がずっといいしそれで済む。」
もっと小さい時から良く言えばマイペースな子だった。誰かに無理して合わせるよりも1人で自分の好きな事をしている子だった。だからといって友達がいない訳ではない。ただ今のクラスにその友達がいないだけである。学校に行く事や勉強する事を嫌がっている訳でもない。塾も「大変だ、大変だ」と愚痴りながらもせっせと通っている。最大限に頑張っていたと思う。そして結果を出した。以前に書いたB高校のIGSコースの特別奨学生制度の基準成績をクリアした。私の「B高校に単願推薦でもいいよ」という言葉に1日考えた娘の結論は「A高校(県立)を第一希望、B高校(私立)は併願推薦で受験する」という当初の目標通りのものだった。
でもそこが限界だったんだね。受験に必要な内申が出揃った今となってはもう体育の授業は出たくない。実際体育の授業がある日になると体調悪くお腹痛くなると言う。それは本当だろう。でも、だからといってそうすんなり「いいよ」とも言えない。今はそれで済むかもしれない、でもこの先そんな人間関係はいくらでも出てくる。そのたびに逃げるだけでは済まされない。もうあと少しだけ踏ん張って欲しい。
そう娘に伝えると「保健(外での体育が雨で中止になった時)とガイダンス(新しい事を始める時の説明の時間)は出る」と言う。
それもそうだけど「週3回あるうちの1回だけは何であろうとカウンセリングルーム授業や見学ではなく普通に授業を受けて欲しい。残りの2回は保健室でもカウンセリングルームでもいいから。そうしたらもしかしたら週3回の授業全部出席できる時があるかもしれないよ」と言う私に対して娘は「カウンセリングルームが開いていない金曜の1時間目だけなら出てもいい」
「それでいいよ。金曜の体育だけは外だろうが体育館だろうが何とか授業受けてね。あとの2回は保健かカウンセリングの時だけでいいから。その代わり嘘をついていると思われない為にも体調管理はちゃんとしてね。それは約束してね。守ってね」そう言う私に娘は渋々「わかった」と言った。
勿論担任の先生とも会って話をした。担任の先生も体育の先生もカウンセラーの先生もみんな出来る限りの事をしてくれている。。。と思う。でも、かたくなになった娘の心は変わらなかった。
娘は気持ちが軽くなったのか今週月曜からはなかなか起きられなかったり、お腹が痛かったり、気持ち悪かったりがない訳ではないけれど毎日何とかぎりぎりでも遅刻しないで学校に行っている。
いよいよ明日は問題の金曜だわ。ああ、もう日付が変って金曜になったんだね。起きた時の娘はどんなだろう?
私は母としてどうすることが正解だったのだろうか?
先週突然娘が「もう体育の授業には出たくない」と言い出した。言い出したのは突然なんだけど「ああ、ついに来たか」という感じがあった。
理由は「19人の女子で2人組の準備体操の時など自分が必ずあぶれる」クラスの女子の中で浮いているらしい。中3になってから殆ど同じクラスの友達の話を聞いたことがなかった。でもそれも中学になると同じクラスよりも同じ部活動の友達の方が親密になるからそれまで同じ部活動で同じクラスの友達と中3のクラス替えで見事にバラバラになったせいだと思っていた。実際そうなんだけれどもそれは私が思っていた以上に娘にとっては深刻な事態だった。クラスで浮いているといっても誰かに意地悪とか何かをされる訳でもない、無視されている訳でもない。ただ、ペアを組んでする事の多い体育の授業であぶれるだけ。あぶれた人はどこかのペアに入れてもらって3人組で準備体操などをすることになる。
娘曰く「2学期になった辺りからそんな感じになってきた。それなりにペアに入れて貰う努力もしてきた。(どこかのペアに働きかけると入れてはくれるらしい)でも、もう限界。今までは内申の事があるからなんとか我慢してきたけれどもうこの先の体育の授業には出たくない。音楽や美術の授業は教室が近いからまだ我慢できる。でも移動距離の長い体育はその移動中も1人あぶれて嫌だ。今までどうにか頑張って仲良くなろうとしたけれどどうしても話が合わない。みんなジャニーズかドラマの話ししかしない。自分はジャニーズやみんなの好きなドラマに興味がない。休み時間は話が合わない相手と無理して話すより好きな本を読んでいる方がずっといいしそれで済む。」
もっと小さい時から良く言えばマイペースな子だった。誰かに無理して合わせるよりも1人で自分の好きな事をしている子だった。だからといって友達がいない訳ではない。ただ今のクラスにその友達がいないだけである。学校に行く事や勉強する事を嫌がっている訳でもない。塾も「大変だ、大変だ」と愚痴りながらもせっせと通っている。最大限に頑張っていたと思う。そして結果を出した。以前に書いたB高校のIGSコースの特別奨学生制度の基準成績をクリアした。私の「B高校に単願推薦でもいいよ」という言葉に1日考えた娘の結論は「A高校(県立)を第一希望、B高校(私立)は併願推薦で受験する」という当初の目標通りのものだった。
でもそこが限界だったんだね。受験に必要な内申が出揃った今となってはもう体育の授業は出たくない。実際体育の授業がある日になると体調悪くお腹痛くなると言う。それは本当だろう。でも、だからといってそうすんなり「いいよ」とも言えない。今はそれで済むかもしれない、でもこの先そんな人間関係はいくらでも出てくる。そのたびに逃げるだけでは済まされない。もうあと少しだけ踏ん張って欲しい。
そう娘に伝えると「保健(外での体育が雨で中止になった時)とガイダンス(新しい事を始める時の説明の時間)は出る」と言う。
それもそうだけど「週3回あるうちの1回だけは何であろうとカウンセリングルーム授業や見学ではなく普通に授業を受けて欲しい。残りの2回は保健室でもカウンセリングルームでもいいから。そうしたらもしかしたら週3回の授業全部出席できる時があるかもしれないよ」と言う私に対して娘は「カウンセリングルームが開いていない金曜の1時間目だけなら出てもいい」
「それでいいよ。金曜の体育だけは外だろうが体育館だろうが何とか授業受けてね。あとの2回は保健かカウンセリングの時だけでいいから。その代わり嘘をついていると思われない為にも体調管理はちゃんとしてね。それは約束してね。守ってね」そう言う私に娘は渋々「わかった」と言った。
勿論担任の先生とも会って話をした。担任の先生も体育の先生もカウンセラーの先生もみんな出来る限りの事をしてくれている。。。と思う。でも、かたくなになった娘の心は変わらなかった。
娘は気持ちが軽くなったのか今週月曜からはなかなか起きられなかったり、お腹が痛かったり、気持ち悪かったりがない訳ではないけれど毎日何とかぎりぎりでも遅刻しないで学校に行っている。
いよいよ明日は問題の金曜だわ。ああ、もう日付が変って金曜になったんだね。起きた時の娘はどんなだろう?
私は母としてどうすることが正解だったのだろうか?
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泣けました
私が中学校のときははっきりと無視されたり、陰口を聞こえよがしに言われたりしました。今考えるとよく自殺しなかったなぁ~って思えるほど。何気にひとりにされることも心が縮むほど苦しいことだと思います。会社で読んでいて、中学生の時の寂しくて辛かったことを思いだして、涙があふれてきました。
お嬢さんが少しでも心の重荷を軽くすることができて、身体の不調が少しでも楽になることをお祈りしています。