2011.07/22 [Fri]
再建(番外編)NO.4(形成クリニック 術前診察&質疑応答)
2011年6月14日(火) 「形成クリニック 先生の術前診察&質疑応答」
診察室には私の他にI先生、看護師のFさん、Oさんで計4人。
まず最初に手術用の紙パンツ1枚になって診察(デザイン)。でも最初はこの格好で人前に立っているのがこっぱずかしかった…先生当然のごとくお腹も前横上下つまみにつまんでマジックでライン引き、胸にもライン引き。5~6枚写真撮影。おへその両側を2cm位切開して2箇所から器具を入れて脂肪採取するそう。「この辺から脂肪採取してこの辺に注入して余裕があればこの辺り(胸の下側)にも注入してボリューム出したいけれどそこまでは取れないかも。」と先生。私は脂肪のつき具合からして20~30cc注入できるかどうかってところらしい。そうはいっても30ccって結構あるそう、その感じが今ひとつ分からないけれど。30ccのCRFを作るのにどの位の脂肪を採取するのか?と聞いたら「それはどれ位取れるかやってみないとわからない。術後にどの位の脂肪を採ってどの位注入したかという事は伝える」ん~…ちょっと聞きたい答えと違うけれどまあいいか…
デザイン終わったらFさんがマジックのラインを消してくれた。そして着替えていたらいきなり先生から「みんくさんからは何かありますか?」と質疑応答タイムの開始。着替え中メモを見る余裕もなく思い出しながらの質問。
①各種気をつけることや制限:術後のお風呂~運動~飲酒~胸の部分&ドナーになる部分
お風呂:抜糸が終わるまでNG。シャワーは可。但し胸とお腹と1週間後の抜糸まではその部分を濡らしてはいけない
運動 : 術後1ヶ月は禁止。腹圧がかかるとお腹の血種等回復が遅くなる。シリコン入替え時のように腕等の上下の制限はない。
飲酒 : 食事は普通にして構わない。飲酒は2週間位は控えるように。抜糸時の回復具合にもよるけれど運動よりは早く可能になる。
胸 : 注入したCRFが定着するまで胸のマッサージなどしてはいけない。うつ伏せや胸を圧迫するような服装も駄目。出来れば検診のエコーも2~3ヶ月位は駄目。私の場合健診は11月か12月なのでそこは問題ない。せっかく注入したCRFをつぶして変形させたら駄目という事らしい。
お腹 : 術後は少しきついくらいのガードルを付けた方が歩きやすかったり早く回復するそう。お腹の皮膚のたるみを防ぐ為にもガードル着用の事。術後1ヶ月位するとドナー部分がでこぼこしてくる人がいる。そうならないように平均して脂肪採取するがそうなってしまった場合はマッサージをしてならすこと。お腹へのリュープリン等の注射自体はすぐでも問題ないが回復しないうちに打って血種と一緒になってしまってはせっかく打っても無駄になるので回復するまではお腹に打たない方がいい。回復の度合いにもよるがせめて8月位まではお腹は避ける事。
②将来、再度何か修正したいと思う場合、再びお腹から脂肪を採取できるのか? (同じ位置から)
お腹への脂肪のつき具合にもよるが問題ない、出来る。もしお腹から採取できない場合は本人の意向とあわせて太ももからの採取も出来なくはないがI先生が太ももからの採取は好きではない。何故か?身体というのはその部分から離れれば離れるほど脂肪の大きさや性質も変る。注入するならなるべく近いものを注入した方がいい。それに太ももからの採取の方がお腹からの採取よりもドナー部分の変形をきたす確立が高い。このクリニック自体が入院設備がないためどうしても身体に負担が少ない部分でないと危険。太ももから採取すると歩行に困難をきたす位痛みを感じる人もいる。その点お腹の方がガードルでしめると比較的歩きやすいらしい。
③エコーへの影響、再発の発見などについて。
まず脂肪を注入する位置が看護師さんから以前に聞いただけで勝手に思い込んでいたけれど、シリコンと同じ位置、大胸筋の下と思っていたがそうではなく大胸筋の上、皮膚のすぐ下と聞いて大胸筋の上に出来た再発の発見の遅れなどに繋がらないか?が心配になった。エコーを行う事には問題ない。発見の遅れにはならない。ただ、注入した脂肪が壊死したりしてその部分がエコーに塊として写ることはある。その場合、再発かどうか画像から判断できなければ細胞診等をして調べる事。再発の発見の遅れには繋がらないけれど余計な心配が増える可能性は大きいということか?大体再建側に細胞診出来るのか?
④一般的に考えられるリスク
手術承諾書に列挙されていて書ききれない~。考えられる最悪のリスクを聞かされてちょっと怖気づいた。麻酔も静脈注射だけではなく喉に管を通す全身麻酔。乳がん手術と同じ。麻酔科の先生がお腹の中の手術だから喉に管を通すと言っているそう。それでも日帰りってやっぱりすごい。
手術代のお見積書(請求書)もいただきました。高いけれどやりたいことやるのだからこれでいい。乳がんの時におりたがん保険金が残っているうちにやろうと思う。まだ始まって3年そこそこの新しい技術だから5年先10年先の症例がない。だから注入したものが吸収されて元に戻ってしまう可能性もある。でもそれも全部納得した上でのこと。私がこの手術を受けたいのは5年先10年先ではない、今現在の事。やると決めたい以上、症例がないなら私が症例になればいい。 先生の技術には何の不安もない、あとは私の細胞がどれだけ頑張って定着するかが問題。何とか頑張れ私の細胞!
診察室には私の他にI先生、看護師のFさん、Oさんで計4人。
まず最初に手術用の紙パンツ1枚になって診察(デザイン)。でも最初はこの格好で人前に立っているのがこっぱずかしかった…先生当然のごとくお腹も前横上下つまみにつまんでマジックでライン引き、胸にもライン引き。5~6枚写真撮影。おへその両側を2cm位切開して2箇所から器具を入れて脂肪採取するそう。「この辺から脂肪採取してこの辺に注入して余裕があればこの辺り(胸の下側)にも注入してボリューム出したいけれどそこまでは取れないかも。」と先生。私は脂肪のつき具合からして20~30cc注入できるかどうかってところらしい。そうはいっても30ccって結構あるそう、その感じが今ひとつ分からないけれど。30ccのCRFを作るのにどの位の脂肪を採取するのか?と聞いたら「それはどれ位取れるかやってみないとわからない。術後にどの位の脂肪を採ってどの位注入したかという事は伝える」ん~…ちょっと聞きたい答えと違うけれどまあいいか…
デザイン終わったらFさんがマジックのラインを消してくれた。そして着替えていたらいきなり先生から「みんくさんからは何かありますか?」と質疑応答タイムの開始。着替え中メモを見る余裕もなく思い出しながらの質問。
①各種気をつけることや制限:術後のお風呂~運動~飲酒~胸の部分&ドナーになる部分
お風呂:抜糸が終わるまでNG。シャワーは可。但し胸とお腹と1週間後の抜糸まではその部分を濡らしてはいけない
運動 : 術後1ヶ月は禁止。腹圧がかかるとお腹の血種等回復が遅くなる。シリコン入替え時のように腕等の上下の制限はない。
飲酒 : 食事は普通にして構わない。飲酒は2週間位は控えるように。抜糸時の回復具合にもよるけれど運動よりは早く可能になる。
胸 : 注入したCRFが定着するまで胸のマッサージなどしてはいけない。うつ伏せや胸を圧迫するような服装も駄目。出来れば検診のエコーも2~3ヶ月位は駄目。私の場合健診は11月か12月なのでそこは問題ない。せっかく注入したCRFをつぶして変形させたら駄目という事らしい。
お腹 : 術後は少しきついくらいのガードルを付けた方が歩きやすかったり早く回復するそう。お腹の皮膚のたるみを防ぐ為にもガードル着用の事。術後1ヶ月位するとドナー部分がでこぼこしてくる人がいる。そうならないように平均して脂肪採取するがそうなってしまった場合はマッサージをしてならすこと。お腹へのリュープリン等の注射自体はすぐでも問題ないが回復しないうちに打って血種と一緒になってしまってはせっかく打っても無駄になるので回復するまではお腹に打たない方がいい。回復の度合いにもよるがせめて8月位まではお腹は避ける事。
②将来、再度何か修正したいと思う場合、再びお腹から脂肪を採取できるのか? (同じ位置から)
お腹への脂肪のつき具合にもよるが問題ない、出来る。もしお腹から採取できない場合は本人の意向とあわせて太ももからの採取も出来なくはないがI先生が太ももからの採取は好きではない。何故か?身体というのはその部分から離れれば離れるほど脂肪の大きさや性質も変る。注入するならなるべく近いものを注入した方がいい。それに太ももからの採取の方がお腹からの採取よりもドナー部分の変形をきたす確立が高い。このクリニック自体が入院設備がないためどうしても身体に負担が少ない部分でないと危険。太ももから採取すると歩行に困難をきたす位痛みを感じる人もいる。その点お腹の方がガードルでしめると比較的歩きやすいらしい。
③エコーへの影響、再発の発見などについて。
まず脂肪を注入する位置が看護師さんから以前に聞いただけで勝手に思い込んでいたけれど、シリコンと同じ位置、大胸筋の下と思っていたがそうではなく大胸筋の上、皮膚のすぐ下と聞いて大胸筋の上に出来た再発の発見の遅れなどに繋がらないか?が心配になった。エコーを行う事には問題ない。発見の遅れにはならない。ただ、注入した脂肪が壊死したりしてその部分がエコーに塊として写ることはある。その場合、再発かどうか画像から判断できなければ細胞診等をして調べる事。再発の発見の遅れには繋がらないけれど余計な心配が増える可能性は大きいということか?大体再建側に細胞診出来るのか?
④一般的に考えられるリスク
手術承諾書に列挙されていて書ききれない~。考えられる最悪のリスクを聞かされてちょっと怖気づいた。麻酔も静脈注射だけではなく喉に管を通す全身麻酔。乳がん手術と同じ。麻酔科の先生がお腹の中の手術だから喉に管を通すと言っているそう。それでも日帰りってやっぱりすごい。
手術代のお見積書(請求書)もいただきました。高いけれどやりたいことやるのだからこれでいい。乳がんの時におりたがん保険金が残っているうちにやろうと思う。まだ始まって3年そこそこの新しい技術だから5年先10年先の症例がない。だから注入したものが吸収されて元に戻ってしまう可能性もある。でもそれも全部納得した上でのこと。私がこの手術を受けたいのは5年先10年先ではない、今現在の事。やると決めたい以上、症例がないなら私が症例になればいい。 先生の技術には何の不安もない、あとは私の細胞がどれだけ頑張って定着するかが問題。何とか頑張れ私の細胞!
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