2013.01/26 [Sat]
再建(番外編)NO.16(CRF(脂肪)注入手術1年7か月経過/今の状態)
久しぶりの再建ネタです。長文です(笑)
2012年1月25日(金)
再建終了した私は特に何かない限り昨年から1年に1回の診察(経過観察)となっている。
昨年末、乳がんの4年目検診の辺りで騒いでいた事(こことかここ)も大丈夫とはわかっても今現在どういう状態なのかちゃんと把握しておきたかったこともありI先生の診察の他に乳がん検診としてエコーの予約を入れていた。
12時にI先生の診察、その後乳腺専門医によるエコーと聞いていた。
部屋に呼ばれて上半身脱いで待っていると先にエコーをしますとK先生(女性)が入ってきた。
あらかじめ問診票にも書いてあったけれどここが気になるあそこが気になると再建側のCRFが溶けて嚢胞のようになっていると思われるところを診てもらった。
結果は外科での診断と同じく注入したCRFが溶けてオイル状になって嚢胞になっているとの事。
ただ一番最初に見つけたぽっち(ここ
私にもあった~(T_T))は触れる事は出来るけれどエコーには何も映らない、今あるのは再建胸の上の方、年末の乳腺診察でセンセに訴えたところだけ(ここ
乳腺診察~2012年7回目~今年もお世話になりました・その1~)しか映らない、数も1つとの事。
でも、固定されるようなものではないから最初のところは吸収されてなくなったのかもしれないし、今映っているところは細長いからもしかしたら2つあったものがくっついて1つになったのかもしれないそうです。
ちょっと心配していたのは見えないところで注入したCRFが溶けた部分がどんどん広がっていたらどうしよう…って事だったけれどそうではなくて安心した。
◆ エコーの写真と検診結果

上の方が黒く抜けているのがわかりますよね。
向かって左が嚢胞を上から写した状態、右が正面から写した状態。

昨年のセンセの診断結果は信用していたけれど、悪いものではなくても詳細な事が知りたかったから今回エコーを受けて良かったです。
そしてその後看護師Oさん(この日はFさんお休みだって)にバトンタッチして写真撮影
いつものごとく前横斜めと6方向からパチリ
写真確認すると「もっと太ってください」と言われたCRF(脂肪)注入当時とは明らかに違う自分のお腹周り
今だったらもっと脂肪採取できたわよね…
その後待つこと10分…はなかったと思う。
I先生が入っていらして「お待たせしてすいません。何か気になる事はありますか
」とおっしゃるので胸の上部の嚢胞の事を話した。
I先生はその部分を触診しつつPCで過去の写真を見ながら
その部分
I先生 : 「K先生はなんて言っていました
(私が脂肪が溶けてオイル状になって嚢胞になっていると言われたと答えると)ここですよね
ここは私が脂肪注入したところでも1番赤くなって気になっていたんです。ここだけで済めばいいけれど…(胸全体触診しながら)みんくさんは診察はもう年1回でいいんだけれど…ここら辺はもうちゃんと脂肪が定着して生きているから大丈夫だと思いますがこれ以上硬く触れる部分が増えてきたりしたらすぐに連絡下さい。」
私 : 「はい、じゃあ何もなければ次は1年後ですね。でも、一昨年の乳がん検診では何もなかったんですよ」
I先生 : 「最初に3年後にはどうなっているかわからないと言ったのはそういう事なんです。脂肪注入した最初の患者さんは(I先生じゃなくて別のクリニックで)3年半位経つけれど特に何もないし(地方の方だから最近はあまりいらっしゃらないけれど…ってオイオイ
)この技術自体がまだできて何年もたっていないんです。」
私 : 「注入した脂肪が2年近くかけてこうなったという事ですか
」
I先生 : 「そうです。私の患者さんで脂肪注入したのはみんくさんで3人目ですからどこれからまだどうなるかはわかりません。今後はこの部分が馴染むようにマッサージをして下さい」
そう言いながら指でその部分を押していらした。
私 : 「え
今みたいにですか
」
I先生 : 「そうです。お風呂に入った時にでもマッサージしてください」
私 : 「はい、わかりました」
その後I先生私の段腹見て「また太りました
」ですって…
はい、確かに太りました。前回に引き続き…!Σ(×_×;)!
ああやっぱり…と凹む間もなくこの頃にはもうI先生PCにかちゃかちゃと打ち込んでいて私も診察台から降りて着替え始めていた。
でも、I先生がまだ部屋にいらっしゃる時に話しながら着替え始めるなんて初めての事
PC
への打ち込み作業に時間がかかっていたからいつもより記録する事が沢山あったんだろうなあ…
今、これまでやってきた事に後悔はないけれど、良い事も悪い事も私の症例はこれからの人の為に残るんだよね
乳がんの治療だって再建だって先を行くそういう人達がいたからこそ進歩してその恩恵にあずかれる今の私達がいるんだよね。
そんな膨大な症例の1つにでもなれればこの先どんな結果になっても後悔はしない、そう思えた事も(手術を受けると)ついた決心だったよ。
ま、他にももう少し話はしたんだけれどね…それはここでは書けないわ。
ご興味のある方は個別にご連絡をお願いします
(笑)
最後にお約束
のCRF(脂肪)注入後の今の状態

自分で見て昨年に比べて、向かって右の左胸健側の方が若干アンダーが下がっているように思いますが注入したCRF(脂肪)が減ったというよりは健側の加齢による下垂の要素が大きいかなあ…と(笑)
そうそう、今は全くそんなつもりはないけれどいつかの将来の為に看護師Oさんに一応聞いておきました。
私 : 「どうしても健側はいつか下垂したりしぼんだりしてきますよね。その時に持ち上げる手術とかどうなんでしょうね
」
看護師Oさん : 「はっきりと言って皆さん、もう完全に閉経になって女性ホルモンの働きがなくなった頃、胸も小さくなったり下垂したりしきった60歳頃に決心される方が多いですね。みんくさんはまだまだでしょう。私はまだ必要ないと思いますよ。」
はい、私もまだそのつもりはありません。これ位乳がんでなくても誤差の範囲内です、ってかフツーです。
私 : 「60歳かあ~…その頃I先生にやっていただけるのかなあ…」
看護師Oさん : 「先生には頑張っていただきますので(笑)」
でも私がその頃(60歳頃
)I先生が現役だったとしても先生のお歳を考えるとちょっと不安だったりして…
とにもかくにも長々とした久しぶりの再建ネタはこれで終了です。
次回は何もなければ1年後。。。その頃私はまだこのブログを続けているのかな…
「人生一寸先は闇」1年後のこのブログがどうなっているのかなんてわからないけれど、今やりたい事は何としてでもやれるように頑張ってやっていきます。
今日も最後までお付き合いいただいてありがとうございました
2012年1月25日(金)
再建終了した私は特に何かない限り昨年から1年に1回の診察(経過観察)となっている。
昨年末、乳がんの4年目検診の辺りで騒いでいた事(こことかここ)も大丈夫とはわかっても今現在どういう状態なのかちゃんと把握しておきたかったこともありI先生の診察の他に乳がん検診としてエコーの予約を入れていた。
12時にI先生の診察、その後乳腺専門医によるエコーと聞いていた。
部屋に呼ばれて上半身脱いで待っていると先にエコーをしますとK先生(女性)が入ってきた。
あらかじめ問診票にも書いてあったけれどここが気になるあそこが気になると再建側のCRFが溶けて嚢胞のようになっていると思われるところを診てもらった。
結果は外科での診断と同じく注入したCRFが溶けてオイル状になって嚢胞になっているとの事。
ただ一番最初に見つけたぽっち(ここ


でも、固定されるようなものではないから最初のところは吸収されてなくなったのかもしれないし、今映っているところは細長いからもしかしたら2つあったものがくっついて1つになったのかもしれないそうです。
ちょっと心配していたのは見えないところで注入したCRFが溶けた部分がどんどん広がっていたらどうしよう…って事だったけれどそうではなくて安心した。
◆ エコーの写真と検診結果

上の方が黒く抜けているのがわかりますよね。
向かって左が嚢胞を上から写した状態、右が正面から写した状態。


昨年のセンセの診断結果は信用していたけれど、悪いものではなくても詳細な事が知りたかったから今回エコーを受けて良かったです。
そしてその後看護師Oさん(この日はFさんお休みだって)にバトンタッチして写真撮影

いつものごとく前横斜めと6方向からパチリ

写真確認すると「もっと太ってください」と言われたCRF(脂肪)注入当時とは明らかに違う自分のお腹周り

今だったらもっと脂肪採取できたわよね…
その後待つこと10分…はなかったと思う。
I先生が入っていらして「お待たせしてすいません。何か気になる事はありますか

I先生はその部分を触診しつつPCで過去の写真を見ながら


I先生 : 「K先生はなんて言っていました


私 : 「はい、じゃあ何もなければ次は1年後ですね。でも、一昨年の乳がん検診では何もなかったんですよ」
I先生 : 「最初に3年後にはどうなっているかわからないと言ったのはそういう事なんです。脂肪注入した最初の患者さんは(I先生じゃなくて別のクリニックで)3年半位経つけれど特に何もないし(地方の方だから最近はあまりいらっしゃらないけれど…ってオイオイ

私 : 「注入した脂肪が2年近くかけてこうなったという事ですか

I先生 : 「そうです。私の患者さんで脂肪注入したのはみんくさんで3人目ですからどこれからまだどうなるかはわかりません。今後はこの部分が馴染むようにマッサージをして下さい」
そう言いながら指でその部分を押していらした。
私 : 「え


I先生 : 「そうです。お風呂に入った時にでもマッサージしてください」
私 : 「はい、わかりました」
その後I先生私の段腹見て「また太りました

はい、確かに太りました。前回に引き続き…!Σ(×_×;)!
ああやっぱり…と凹む間もなくこの頃にはもうI先生PCにかちゃかちゃと打ち込んでいて私も診察台から降りて着替え始めていた。
でも、I先生がまだ部屋にいらっしゃる時に話しながら着替え始めるなんて初めての事

PC

今、これまでやってきた事に後悔はないけれど、良い事も悪い事も私の症例はこれからの人の為に残るんだよね

乳がんの治療だって再建だって先を行くそういう人達がいたからこそ進歩してその恩恵にあずかれる今の私達がいるんだよね。
そんな膨大な症例の1つにでもなれればこの先どんな結果になっても後悔はしない、そう思えた事も(手術を受けると)ついた決心だったよ。
ま、他にももう少し話はしたんだけれどね…それはここでは書けないわ。
ご興味のある方は個別にご連絡をお願いします


最後にお約束



自分で見て昨年に比べて、向かって右の左胸健側の方が若干アンダーが下がっているように思いますが注入したCRF(脂肪)が減ったというよりは健側の加齢による下垂の要素が大きいかなあ…と(笑)
そうそう、今は全くそんなつもりはないけれどいつかの将来の為に看護師Oさんに一応聞いておきました。
私 : 「どうしても健側はいつか下垂したりしぼんだりしてきますよね。その時に持ち上げる手術とかどうなんでしょうね

看護師Oさん : 「はっきりと言って皆さん、もう完全に閉経になって女性ホルモンの働きがなくなった頃、胸も小さくなったり下垂したりしきった60歳頃に決心される方が多いですね。みんくさんはまだまだでしょう。私はまだ必要ないと思いますよ。」
はい、私もまだそのつもりはありません。これ位乳がんでなくても誤差の範囲内です、ってかフツーです。
私 : 「60歳かあ~…その頃I先生にやっていただけるのかなあ…」
看護師Oさん : 「先生には頑張っていただきますので(笑)」
でも私がその頃(60歳頃


とにもかくにも長々とした久しぶりの再建ネタはこれで終了です。
次回は何もなければ1年後。。。その頃私はまだこのブログを続けているのかな…

「人生一寸先は闇」1年後のこのブログがどうなっているのかなんてわからないけれど、今やりたい事は何としてでもやれるように頑張ってやっていきます。
今日も最後までお付き合いいただいてありがとうございました

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- [乳房再建(番外編/CRF注入手術)]
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チャーム
こうやって使う方法もあるんですね。