2011.11/01 [Tue]
乳がんかも?〜病院に行くまで〜
今月下旬に乳がん4年生への進級試験(術後3年目の検査)を控えていろいろ思うところのあるこの時期、思い出しながら記録として残しておこうと思います。
私は結婚して以来旦那の会社の健保の成人病健診を毎年秋に受けている。妊娠中以外は毎年受けていた。3年前もそうだった。血液検査と胸部レントゲン、胃レントゲン、心電図やら胸のエコーやら子宮頸がん(指定の病院)乳がん自己検診の指導等。前の年、つまり4年前の健診でコレステロールに黄色信号が点灯した私はそこに気を取られていた。例年と同じように秋の健診当日つつがなく順番通りに健診が進んで終わった。ところがいつもと違った事が1つ。胸のエコーで引っ掛かった事がわかった。技師さんが何回も何回も同じ所で手を止める、角度を変えたりして何枚もの写真を撮っていた。最後に「ちょっと失礼」と右胸の上部を触診までした。そんなこと初めて、明らかに何か見つけた様子。まさかそんなところで引っ掛かると思っていなかった私、もうただただ怖くて何も聞けなかった。
それから帰宅して健診会場での胸のモデルを使った乳がんの自己検診の方法とモデルのしこりの感触を思い出しながら自分で胸を触って何回も何回も確認した。………わからない、何も見つからない、胸のモデルにあったような硬い円いしこりは見つからない。でも、あの技師さんは確かに何か見つけていた。なんだろう?怖い、どうしたらいい?健診の結果は約1ヵ月後に郵送で届く。当時の私に出来る事はそれまでただひたすら悶々として待つしかなかった。
願掛けに当時あれだけ大量だった毎日の飲酒をピタッと止めた。何も出来ないけれど何かしないではいられなかった。
3日、5日、1週間、2週間と経つうちに「あれは間違いだろう。私の胸には健診会場の胸のモデルにあったようなしこりはないもの。あったとしても「癌」とは限らないし、最悪「癌」だったとしても私はちゃんと毎年健診受けているんだもの。たいしたことないだろう。大丈夫」そう思うようになった。いや、自分で自分にそう思い込ませようとしていた。
そんな風に過ごしていたら約1ヵ月後のある日郵便受けに健診結果が届いた。2つ折のA3大の健診結果が記録してある用紙の中にいつもと違う見慣れない封筒が挟まれていた。…紹介状…健診結果の備考欄に「胸に腫瑠を認めます。早めに外科を受診するように…」というような事が書いてあった。「やっぱり…」と思うと同時に目の前が真っ白になった。
「どこに行こう?ああ、近くに大学病院があるじゃない、あそこならきっと乳腺を診る先生もいるに違いない。」PCで検索した。あった、やっぱりあった。しかも翌日が丁度乳腺外来のある日だ。「明日行こう。とにかく受診して私の胸に何があるのか確かめよう。もし万が一の場合、出てきた先生がやばそうだったら他の病院に行って治療しよう」そう思いながら、ほとんど眠れないまま翌朝を迎えた。
それが3年前の今日、11月1日のことだった。
参加しています。今月末の術後3年目の検査を前に既にビビリモードの私に応援クリックお願いします。

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私は結婚して以来旦那の会社の健保の成人病健診を毎年秋に受けている。妊娠中以外は毎年受けていた。3年前もそうだった。血液検査と胸部レントゲン、胃レントゲン、心電図やら胸のエコーやら子宮頸がん(指定の病院)乳がん自己検診の指導等。前の年、つまり4年前の健診でコレステロールに黄色信号が点灯した私はそこに気を取られていた。例年と同じように秋の健診当日つつがなく順番通りに健診が進んで終わった。ところがいつもと違った事が1つ。胸のエコーで引っ掛かった事がわかった。技師さんが何回も何回も同じ所で手を止める、角度を変えたりして何枚もの写真を撮っていた。最後に「ちょっと失礼」と右胸の上部を触診までした。そんなこと初めて、明らかに何か見つけた様子。まさかそんなところで引っ掛かると思っていなかった私、もうただただ怖くて何も聞けなかった。
それから帰宅して健診会場での胸のモデルを使った乳がんの自己検診の方法とモデルのしこりの感触を思い出しながら自分で胸を触って何回も何回も確認した。………わからない、何も見つからない、胸のモデルにあったような硬い円いしこりは見つからない。でも、あの技師さんは確かに何か見つけていた。なんだろう?怖い、どうしたらいい?健診の結果は約1ヵ月後に郵送で届く。当時の私に出来る事はそれまでただひたすら悶々として待つしかなかった。
願掛けに当時あれだけ大量だった毎日の飲酒をピタッと止めた。何も出来ないけれど何かしないではいられなかった。
3日、5日、1週間、2週間と経つうちに「あれは間違いだろう。私の胸には健診会場の胸のモデルにあったようなしこりはないもの。あったとしても「癌」とは限らないし、最悪「癌」だったとしても私はちゃんと毎年健診受けているんだもの。たいしたことないだろう。大丈夫」そう思うようになった。いや、自分で自分にそう思い込ませようとしていた。
そんな風に過ごしていたら約1ヵ月後のある日郵便受けに健診結果が届いた。2つ折のA3大の健診結果が記録してある用紙の中にいつもと違う見慣れない封筒が挟まれていた。…紹介状…健診結果の備考欄に「胸に腫瑠を認めます。早めに外科を受診するように…」というような事が書いてあった。「やっぱり…」と思うと同時に目の前が真っ白になった。
「どこに行こう?ああ、近くに大学病院があるじゃない、あそこならきっと乳腺を診る先生もいるに違いない。」PCで検索した。あった、やっぱりあった。しかも翌日が丁度乳腺外来のある日だ。「明日行こう。とにかく受診して私の胸に何があるのか確かめよう。もし万が一の場合、出てきた先生がやばそうだったら他の病院に行って治療しよう」そう思いながら、ほとんど眠れないまま翌朝を迎えた。
それが3年前の今日、11月1日のことだった。
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- at 23:01
- [乳がん(感じていたこと、感じていること、エトセトラ)]
- TB(0) |
- CO(16)
- [Edit]
ドキドキしちゃった
きっとこの感覚って、乳がん(だけじゃないけど)になった人みなさん同じだと思う
思い出してしまって、なんだかドキドキしちゃいました
でももう4年生に進級なのですね、先輩だわ!
毎年こうやって進級できることを信じてます!!