2011.10/31 [Mon]
乳腺診察(ゾラデックス14回目)&術後3年目検査第一弾・採血
今日は乳腺診察日、私にとってはこの1ヶ月の精神的な疲れを癒し来月に向けての活力源の大切な時間。8時50分病院到着。病院の診察開始は9時だけど私のセンセの診察はとっくに始まっている。今日はちょっと出遅れたけれど、診察室のドアが開いたらセンセが見えるソファーの定位置確保
もう診察室から呼ばれるまで動けません(笑)
この席ならちょっと位待ち時間長くても全然OK
何回も開いては閉まるドアの気配に顔を上げ眼鏡までかけてセンセを確認。マスクをした顔のセンセを見て「ああ、季節は冬なんだね~」と実感。仕方ないけれど顔が全部見えないのはツマラナイヨ( ´△`)
そして待つこと約40分、私が呼ばれいつも通りに診察開始。
私 : 「おはようございます。」
センセ: 「どう?」
私 : 「気温が下がって関節痛は酷くなった気がするけれどまだ大丈夫」
センセ: 「やっぱりゾラデックスの方が調子いい?」
私 : 「そんな気がします」
センセ: 「じゃあ今日もゾラデックスにしようか」と保冷剤渡されたので今回は右側(前回は左側)のお腹に保冷剤挟みました。ベットに横になりながら私からの質問タイム開始。
私 :「来月の術後3年検査は何故CTやらなくていいの?早く(転移を)見つけても遅く見つけても同じだから?」
センセ:「それもあるけれど…」なんて正直なんでしょ
私 :「じゃあ病院の方針?それともCTが混んでいるからとか?」(←なんてひねくれた考えww)
センセ:「いや、病院の方針というより世界的にもそういう流れになっているんだよね。血液はあまり当てにならないって言われているしね。まあでも何もない事確かめた方が安心するって言う人もいるしやった方が安心するって言うならやった方がいいかも。みんくさんの場合は左(健側)の胸と右のリンパを注意した方がいいからそれはマンモとエコー、視触診で診ていけばいいと思っている。CTやりたいならやってもいいよ、どうする?」
~ここでゾラ打ち終わり冷やすのと冷やさないの違うか聞かれたので「何もしないよりは痛くない」と答えました。センセ苦笑い~
私今までずっと心に引っ掛かっていた思いをセンセに伝えました。
「CTをやりたいのではなくやらなくていい理由を知りたかった。私が心配なのは毎年エコーの健診受けていたのに、その前の年は何も引っ掛からなかったのに、見つかったと思ったら1.5センチとか…何それ?そんなに進行が早いの?とかあんた見落としたでしょ?って言いたくなっちゃう。それにあれだけ検査して術前は1.5センチ、開けてみたら3センチ位の浸潤部分。術前検査でわからなかった非浸潤部分の広がりが6センチ。対側にも出来やすいって言うけれど同じ小葉癌だったらどこかが浸潤してくるまでわからない、見つけられないってすごく不安」
センセ「ん~…小葉癌はそういうところ(マンモやエコーに写り難いところ)ちょっと厄介なんだよね。だから僕は画像を前の年のものと比べて変化がないか見ている。多分ここに来る前年には5ミリ位のものはあったと思うけれど5ミリのそれを癌と診断できるかと言うと必ずしもそうじゃない。エコーの精度にもよるしね。だからこれからはもうそんなことがないようにちゃんと診ていけばいいんだよ」
そうだよね、起こるか起こらないかわからない事を必要以上に心配してもどうにもならない。センセが診てくれているなら安心出来る。
術前の血液検査のマーカー値は高かったのかどうか聞くと「高くない」とセンセ。
私 :「じゃあ、私は血液じゃわからないよね。再発。」
センセ:「いや、殆どの患者さんは初発じゃマーカー値は高くないんだよ。再発の場合に上がってくることが多いから。あとは症状だよね。」
「症状?」と訝しげな表情の私に再発を疑った方がいいかもしれない症状を懇切丁寧に説明してくれた。そしてもう一度「CTどうする?」と聞かれたので「やらない理由がわかればいいです。(世界の)流れにのります(笑)」と答えた。センセ「心配ならいつでも検査出来るから大丈夫だよ」センセ、ありがとう。センセの「大丈夫」が私の支えなんです。それが聞きたかったんです。
そして…
私 :「もう今更だけど私の胸にあったものって健診会場にある胸のモデルのような丸いしこりじゃなかったよね?私、友達に乳がんの子いたからそれまでだって自分で確かめていたけれど全然わからなかった。なんでそんな大きなものがわからなかったんだろう?」
センセ:「乳がんは典型的なものじゃなきゃあんな丸いしこりにはならないよ。僕も最初にみんくさんを触診した時は「はっきりと確認できない」って(カルテに)書いてあるんだよね。ただちょっと硬い板のようなものが感じられただけなんだよ」
そっか、なんかちょっと気が軽くなった。それまでもそのつもりで胸を触っていたにもかかわらずこんなに広がるまで何も気がつかなかった自分が駄目なような気がしていたんだ。もう、そこを悔やむのはやめよう。
私 :「先生これもまた今頃なんですが私の最終的なステージは何?あの時聞いていなかったんだよね。」(ホントに今頃…
)
センセ:「う~ん…難しいんだけど…2aかな?」だって…
え~
何がどう難しいのぉ~
とは思ったけれど口には出さず質問タイム終了。。。
薬は先月と同じ処方。
ゾラデックスに関してはやっぱりリュープリンの3ヶ月製剤に変えて欲しそうな気配おおいにあり。「変えたかったら今度言ってね」と言うセンセに「はい、でもゾラデックスがいいな…」とぼそっと言っておきました。
「じゃあ今日は採血だけしていってね」とセンセ。「はい、ありがとうございました。失礼します」と診察室を出てきました。12分間の逢瀬、聞き損なった事もあるけれどまた来月に聞こう。今日はこれだけで十分。次回まで頑張れます。
その後採血室へ。今日は月曜の割りには混んでいない。すぐに順番がきた。今日は私より少し歳上に見える男性に当たった。ちょっと痛かったけれど愛想よく話す人で感じは良かったから許す。「今日は3本採りますね」というから「何cc?」と聞くと「14cc」「あら意外と少ない。100位採られている気分だったわ」なんて雑談しながら終了。
次回(来月)通院時は術後3年目検査(マンモ&エコー)の後結果&診察。
※ 私の病理は多発性の浸潤性小葉癌、ER,PgRともに90%以上、HER2+1、脈管浸襲なし、リンパへの転移なし(センチネル)です。腫瘍径に関してははっきりと何センチという答えはなく「浸潤部分が1.5センチ(3センチ位という時もある)、非浸潤部分が6センチ」と聞いています。知らない人に文字だけで上手くニュアンスを伝えられないのですが、これまでの主治医とのやりとりの中で「腫瘍径というよりは乳房内に多発した癌が場所によって浸潤したものと浸潤していなかった非浸潤のものに分かれていた。ある場所は混在していた」そう理解しています。
◆ 今回のお会計
外科(乳腺診察&ゾラデックス)& 採血 → 16,120円
今回の薬

ノルバデックス錠10mg × 28日分
ロキソニンテープ100mg(7枚入)× 4袋
ロキソニン錠60mg × 7日分
ユーロジン2mg錠 × 7日分
薬代合計 4,620円
総合計 20,740円也
長文失礼しました
最後まで読んでくださってありがとうございます。
参加しています。「今月もカード払いでポイントいっぱい貯まるね
」と応援クリックしていただけると嬉しいです

にほんブログ村

この席ならちょっと位待ち時間長くても全然OK

何回も開いては閉まるドアの気配に顔を上げ眼鏡までかけてセンセを確認。マスクをした顔のセンセを見て「ああ、季節は冬なんだね~」と実感。仕方ないけれど顔が全部見えないのはツマラナイヨ( ´△`)
そして待つこと約40分、私が呼ばれいつも通りに診察開始。
私 : 「おはようございます。」
センセ: 「どう?」
私 : 「気温が下がって関節痛は酷くなった気がするけれどまだ大丈夫」
センセ: 「やっぱりゾラデックスの方が調子いい?」
私 : 「そんな気がします」
センセ: 「じゃあ今日もゾラデックスにしようか」と保冷剤渡されたので今回は右側(前回は左側)のお腹に保冷剤挟みました。ベットに横になりながら私からの質問タイム開始。
私 :「来月の術後3年検査は何故CTやらなくていいの?早く(転移を)見つけても遅く見つけても同じだから?」
センセ:「それもあるけれど…」なんて正直なんでしょ

私 :「じゃあ病院の方針?それともCTが混んでいるからとか?」(←なんてひねくれた考えww)
センセ:「いや、病院の方針というより世界的にもそういう流れになっているんだよね。血液はあまり当てにならないって言われているしね。まあでも何もない事確かめた方が安心するって言う人もいるしやった方が安心するって言うならやった方がいいかも。みんくさんの場合は左(健側)の胸と右のリンパを注意した方がいいからそれはマンモとエコー、視触診で診ていけばいいと思っている。CTやりたいならやってもいいよ、どうする?」
~ここでゾラ打ち終わり冷やすのと冷やさないの違うか聞かれたので「何もしないよりは痛くない」と答えました。センセ苦笑い~
私今までずっと心に引っ掛かっていた思いをセンセに伝えました。
「CTをやりたいのではなくやらなくていい理由を知りたかった。私が心配なのは毎年エコーの健診受けていたのに、その前の年は何も引っ掛からなかったのに、見つかったと思ったら1.5センチとか…何それ?そんなに進行が早いの?とかあんた見落としたでしょ?って言いたくなっちゃう。それにあれだけ検査して術前は1.5センチ、開けてみたら3センチ位の浸潤部分。術前検査でわからなかった非浸潤部分の広がりが6センチ。対側にも出来やすいって言うけれど同じ小葉癌だったらどこかが浸潤してくるまでわからない、見つけられないってすごく不安」
センセ「ん~…小葉癌はそういうところ(マンモやエコーに写り難いところ)ちょっと厄介なんだよね。だから僕は画像を前の年のものと比べて変化がないか見ている。多分ここに来る前年には5ミリ位のものはあったと思うけれど5ミリのそれを癌と診断できるかと言うと必ずしもそうじゃない。エコーの精度にもよるしね。だからこれからはもうそんなことがないようにちゃんと診ていけばいいんだよ」
そうだよね、起こるか起こらないかわからない事を必要以上に心配してもどうにもならない。センセが診てくれているなら安心出来る。
術前の血液検査のマーカー値は高かったのかどうか聞くと「高くない」とセンセ。
私 :「じゃあ、私は血液じゃわからないよね。再発。」
センセ:「いや、殆どの患者さんは初発じゃマーカー値は高くないんだよ。再発の場合に上がってくることが多いから。あとは症状だよね。」
「症状?」と訝しげな表情の私に再発を疑った方がいいかもしれない症状を懇切丁寧に説明してくれた。そしてもう一度「CTどうする?」と聞かれたので「やらない理由がわかればいいです。(世界の)流れにのります(笑)」と答えた。センセ「心配ならいつでも検査出来るから大丈夫だよ」センセ、ありがとう。センセの「大丈夫」が私の支えなんです。それが聞きたかったんです。
そして…
私 :「もう今更だけど私の胸にあったものって健診会場にある胸のモデルのような丸いしこりじゃなかったよね?私、友達に乳がんの子いたからそれまでだって自分で確かめていたけれど全然わからなかった。なんでそんな大きなものがわからなかったんだろう?」
センセ:「乳がんは典型的なものじゃなきゃあんな丸いしこりにはならないよ。僕も最初にみんくさんを触診した時は「はっきりと確認できない」って(カルテに)書いてあるんだよね。ただちょっと硬い板のようなものが感じられただけなんだよ」
そっか、なんかちょっと気が軽くなった。それまでもそのつもりで胸を触っていたにもかかわらずこんなに広がるまで何も気がつかなかった自分が駄目なような気がしていたんだ。もう、そこを悔やむのはやめよう。
私 :「先生これもまた今頃なんですが私の最終的なステージは何?あの時聞いていなかったんだよね。」(ホントに今頃…

センセ:「う~ん…難しいんだけど…2aかな?」だって…
え~




薬は先月と同じ処方。
ゾラデックスに関してはやっぱりリュープリンの3ヶ月製剤に変えて欲しそうな気配おおいにあり。「変えたかったら今度言ってね」と言うセンセに「はい、でもゾラデックスがいいな…」とぼそっと言っておきました。
「じゃあ今日は採血だけしていってね」とセンセ。「はい、ありがとうございました。失礼します」と診察室を出てきました。12分間の逢瀬、聞き損なった事もあるけれどまた来月に聞こう。今日はこれだけで十分。次回まで頑張れます。
その後採血室へ。今日は月曜の割りには混んでいない。すぐに順番がきた。今日は私より少し歳上に見える男性に当たった。ちょっと痛かったけれど愛想よく話す人で感じは良かったから許す。「今日は3本採りますね」というから「何cc?」と聞くと「14cc」「あら意外と少ない。100位採られている気分だったわ」なんて雑談しながら終了。
次回(来月)通院時は術後3年目検査(マンモ&エコー)の後結果&診察。
※ 私の病理は多発性の浸潤性小葉癌、ER,PgRともに90%以上、HER2+1、脈管浸襲なし、リンパへの転移なし(センチネル)です。腫瘍径に関してははっきりと何センチという答えはなく「浸潤部分が1.5センチ(3センチ位という時もある)、非浸潤部分が6センチ」と聞いています。知らない人に文字だけで上手くニュアンスを伝えられないのですが、これまでの主治医とのやりとりの中で「腫瘍径というよりは乳房内に多発した癌が場所によって浸潤したものと浸潤していなかった非浸潤のものに分かれていた。ある場所は混在していた」そう理解しています。
◆ 今回のお会計
外科(乳腺診察&ゾラデックス)& 採血 → 16,120円
今回の薬

ノルバデックス錠10mg × 28日分
ロキソニンテープ100mg(7枚入)× 4袋
ロキソニン錠60mg × 7日分
ユーロジン2mg錠 × 7日分
薬代合計 4,620円
総合計 20,740円也

長文失礼しました

参加しています。「今月もカード払いでポイントいっぱい貯まるね



にほんブログ村

- 関連記事
-
- 乳腺診察(多分最後のゾラデックス15回目&術後3年目検査)
- 祝杯!
- 乳腺診察(ゾラデックス14回目)&術後3年目検査第一弾・採血
- 婦人科検査結果とランチと友の選択
- 乳腺診察(ゾラデックス13回目)&婦人科診察(子宮がん検診)
スポンサーサイト
No title
で、いつまで患者か?はうかがわなかったのですね。うふふ。
次回楽しみですね。
やさしそうでいいよね。
結局、これからのことを考えていくほうがいいですよね。
なんでこうなったか考えても、もうどうしようもないから。
私は、うちの主治医がもし、何かを見逃したとしても、彼が見逃したなら仕方ないと思えるのでもういいです。ガンなんて、結局最後のところは誰もわからないんだから、一つ一つ疑問点はつぶして行って、あとは先生に信じてついて行くしかないないよね!!