2011.12/01 [Thu]
乳腺診察(多分最後のゾラデックス15回目&術後3年目検査)
2011年11月28日(月)
9時10分 乳腺エコー(両側)
技師さん:「変わりありませんか?」
一度は「はい」と言いかけたものの一応伝えておいた方がいいかなと思い直し
私 :「特に変わりないけれど再建側に脂肪注入しています。こことここ」
技師さん:「バックを入れてその上に脂肪注入という感じですか?」
私 :「はい。リップリングの修正の為に注入しました」
技師さん:「わかりました」
3年前に乳がん発覚した時のトラウマか、時々止まる手と共に心臓が止まりそうになりながらもエコー終了。
↓
マンモグラフィー(健側のみ)
相変わらず痛い検査。挟まれる胸も痛ければ身体が異常に硬い私にはなんか無理な体勢も痛い

胸にしばらく挟まれた跡が残る位のこの検査、この時ばかりは片胸で良かったと思うワタクシ…
↓
乳腺診察(検査結果&ゾラデックス注射)
血液は前回採血しているからマンモの結果が出次第診察予定。この時点で10時過ぎ、長期戦を覚悟していたけれど意外に早く呼ばれた。結果は前回ご報告させて頂いた通り無事クリア、4年生に進級なのですが…
センセ:「エコーもマンモも画像の方は問題ないよ」
私 :「画像の方は…ですか…
(が〜〜〜ん


)」
センセ:「血液検査も腫瘍マーカーも肝臓機能や他の数値も全く問題ないよ」
私 :「もう、先生〜
画像の方はとか言うから何かあるのかとドキッとしましたよぉ…
」
センセ:「あ、ごめんごめん
全部問題ない、大丈夫」
「ついに出たか…」と一瞬覚悟しちゃいましたが無事に4年生に進級出来ました。
その後の質問タイム。友人の事やら何やらで転移再発に異常にナーバスになっている部分があり「やっぱりCTしとけばよかったか…」等と思ったりしていたので転移再発後の治療の選択肢等について聞いてみた。センセからの答えはここには書ききれないけれど「だから再発しないようにする事が大切」と最後にセンセが言った。その事についてはそこで私も納得したので、今後の治療(ゾラデックスからリュープリンへの変更)について先月からずっと考えていた事をどうまとめて話そうかと迷っていたらセンセから全く予期していなかった提案が出てきた。
センセ:「みんくさんのこれからの治療をどうしようかということなんだけれどね」
私 :「注射を変更するかどうか?…」
センセ:「いや、ここら辺で注射を止めるかどうかという事。みんくさんはもう3年経つし止めてもいいと思うんだ」
私 :「えっ…

」
驚く私にもう止めてもいいと思われる理由を説明してくれた。その1つ1つはよくわかる納得のいく話だった。でもね、でもね…
もう、全く、これっぽっちも予想していなかったセンセの言葉で頭の中にあった言葉の全てが吹っ飛んでしまった。
昨年ゾラデックスを再開する時にセンセは「あと3年」と言った。最初はその「あと3年」という期間に(推奨は術後2〜3年)「長いな」と思い「リスクの高い人」という言葉に戸惑いもしたけれどやれる事はやろうと決めた。そして前回の診察時にまたセンセから注射の変更について話があった。センセ依存症の私としては副作用その他諸々を考えると1ヶ月製剤のゾラデックスのままがいいけれどここら辺でセンセからの自立に挑戦してみようかと思い始めた矢先だった。だったら「止めればいいじゃん」と思われるだろうけれど注射を始める時もそれなりに考えて決めた事。そして注射の変更について先月から一生懸命考えてきた。やっと自分の心を納得させられそうになって今日センセに最後の確認をして納得したら…なんて考えていた。それなのに、今、初めて聞く話に戸惑いを隠せなかった。
明らかに困ったような表情の私に再度センセは「推奨期間が2〜3年である事やそれ以上の期間のエビデンスがない事や最近のデ−タ・報告等を含めて注射を止めてもいいと思われる理由」を説明してくれた。それはよくわかる。確かにそうだろう。でも私は今日ここへ来るまでにも散々悩んで考えたのである。そしてやっと答えの近くまでたどり着いたところでいきなり違う事を言われてもそんなにすぐに切り替えが出来ない。
私 :「……今決めるの?決めないと駄目?始めるのもだけど止めると決めるのも難しい……」
センセ:「いや、今すぐに決められないならとりあえず今回はゾラデックスを打って来月また考えようか」
私 :「…はい…」
注射の後センセに「みんくさんのやったのは幹細胞とは違うの?」って聞かれたけれど頭の中がパニクッていて何だか上手く説明できなかったよ…
おそらく、いやきっと注射を「止める」事になるだろう。それは自分でもわかっている。
次回の診察までの1ヶ月間は私が「止める」事を納得する為の猶予期間。
1つの治療を終えられる事は本当はとても嬉しい事なのに、いまだ病院や先生から遠ざかると思うと不安定になる私がいるのは何でだろう?それもほんの数分前までは自分で自立のリハビリしようと思っていたのに…相手から違う方法を提示されたら結果は同じ事なのにグダグダになっちゃった
13分間の逢瀬、次回への活力とともにまた悩ましい事を受け取ってしまった
病院から出て友達と昼間から美味しいワインと美味しいもので進級お祝いしていたらちょっと落ち着いてきた。
友達にも感謝
だって約束している時点では結果がわからないんだからやけ酒になっちゃうかもしれないのにね、1人にしないでいてくれる。嬉しいね。
この数日で少しずつ…少しずつだけど「止める」事も自分で納得してきた。
きっと次回の診察までにはちゃんと答えを出せているはず…だよね。
◆ 今回のお会計
外科(乳腺診察&ゾラデックス)& 乳腺エコー&マンモグラフィー → 16,460円
今回の薬

ノルバデックス錠10mg × 28日分
ロキソニンテープ100mg(7枚入)× 4袋
ロキソニン錠60mg × 7日分
ユーロジン2mg錠 × 7日分
薬代合計 4,620円
総合計 21,080円也
参加しています。いつまでもグダグダしているなよ!と応援クリックお願いします。

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9時10分 乳腺エコー(両側)
技師さん:「変わりありませんか?」
一度は「はい」と言いかけたものの一応伝えておいた方がいいかなと思い直し
私 :「特に変わりないけれど再建側に脂肪注入しています。こことここ」
技師さん:「バックを入れてその上に脂肪注入という感じですか?」
私 :「はい。リップリングの修正の為に注入しました」
技師さん:「わかりました」
3年前に乳がん発覚した時のトラウマか、時々止まる手と共に心臓が止まりそうになりながらもエコー終了。
↓
マンモグラフィー(健側のみ)
相変わらず痛い検査。挟まれる胸も痛ければ身体が異常に硬い私にはなんか無理な体勢も痛い


胸にしばらく挟まれた跡が残る位のこの検査、この時ばかりは片胸で良かったと思うワタクシ…

↓
乳腺診察(検査結果&ゾラデックス注射)
血液は前回採血しているからマンモの結果が出次第診察予定。この時点で10時過ぎ、長期戦を覚悟していたけれど意外に早く呼ばれた。結果は前回ご報告させて頂いた通り無事クリア、4年生に進級なのですが…
センセ:「エコーもマンモも画像の方は問題ないよ」
私 :「画像の方は…ですか…






センセ:「血液検査も腫瘍マーカーも肝臓機能や他の数値も全く問題ないよ」
私 :「もう、先生〜


センセ:「あ、ごめんごめん

「ついに出たか…」と一瞬覚悟しちゃいましたが無事に4年生に進級出来ました。
その後の質問タイム。友人の事やら何やらで転移再発に異常にナーバスになっている部分があり「やっぱりCTしとけばよかったか…」等と思ったりしていたので転移再発後の治療の選択肢等について聞いてみた。センセからの答えはここには書ききれないけれど「だから再発しないようにする事が大切」と最後にセンセが言った。その事についてはそこで私も納得したので、今後の治療(ゾラデックスからリュープリンへの変更)について先月からずっと考えていた事をどうまとめて話そうかと迷っていたらセンセから全く予期していなかった提案が出てきた。
センセ:「みんくさんのこれからの治療をどうしようかということなんだけれどね」
私 :「注射を変更するかどうか?…」
センセ:「いや、ここら辺で注射を止めるかどうかという事。みんくさんはもう3年経つし止めてもいいと思うんだ」
私 :「えっ…



驚く私にもう止めてもいいと思われる理由を説明してくれた。その1つ1つはよくわかる納得のいく話だった。でもね、でもね…
もう、全く、これっぽっちも予想していなかったセンセの言葉で頭の中にあった言葉の全てが吹っ飛んでしまった。
昨年ゾラデックスを再開する時にセンセは「あと3年」と言った。最初はその「あと3年」という期間に(推奨は術後2〜3年)「長いな」と思い「リスクの高い人」という言葉に戸惑いもしたけれどやれる事はやろうと決めた。そして前回の診察時にまたセンセから注射の変更について話があった。センセ依存症の私としては副作用その他諸々を考えると1ヶ月製剤のゾラデックスのままがいいけれどここら辺でセンセからの自立に挑戦してみようかと思い始めた矢先だった。だったら「止めればいいじゃん」と思われるだろうけれど注射を始める時もそれなりに考えて決めた事。そして注射の変更について先月から一生懸命考えてきた。やっと自分の心を納得させられそうになって今日センセに最後の確認をして納得したら…なんて考えていた。それなのに、今、初めて聞く話に戸惑いを隠せなかった。
明らかに困ったような表情の私に再度センセは「推奨期間が2〜3年である事やそれ以上の期間のエビデンスがない事や最近のデ−タ・報告等を含めて注射を止めてもいいと思われる理由」を説明してくれた。それはよくわかる。確かにそうだろう。でも私は今日ここへ来るまでにも散々悩んで考えたのである。そしてやっと答えの近くまでたどり着いたところでいきなり違う事を言われてもそんなにすぐに切り替えが出来ない。
私 :「……今決めるの?決めないと駄目?始めるのもだけど止めると決めるのも難しい……」
センセ:「いや、今すぐに決められないならとりあえず今回はゾラデックスを打って来月また考えようか」
私 :「…はい…」
注射の後センセに「みんくさんのやったのは幹細胞とは違うの?」って聞かれたけれど頭の中がパニクッていて何だか上手く説明できなかったよ…
おそらく、いやきっと注射を「止める」事になるだろう。それは自分でもわかっている。
次回の診察までの1ヶ月間は私が「止める」事を納得する為の猶予期間。
1つの治療を終えられる事は本当はとても嬉しい事なのに、いまだ病院や先生から遠ざかると思うと不安定になる私がいるのは何でだろう?それもほんの数分前までは自分で自立のリハビリしようと思っていたのに…相手から違う方法を提示されたら結果は同じ事なのにグダグダになっちゃった

13分間の逢瀬、次回への活力とともにまた悩ましい事を受け取ってしまった

病院から出て友達と昼間から美味しいワインと美味しいもので進級お祝いしていたらちょっと落ち着いてきた。
友達にも感謝

この数日で少しずつ…少しずつだけど「止める」事も自分で納得してきた。
きっと次回の診察までにはちゃんと答えを出せているはず…だよね。
◆ 今回のお会計
外科(乳腺診察&ゾラデックス)& 乳腺エコー&マンモグラフィー → 16,460円
今回の薬

ノルバデックス錠10mg × 28日分
ロキソニンテープ100mg(7枚入)× 4袋
ロキソニン錠60mg × 7日分
ユーロジン2mg錠 × 7日分
薬代合計 4,620円
総合計 21,080円也

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難しぃ
そうだよね、しかも即断なんて無理・・・・だよね
どうしてこうやって患者が決めなきゃならないことが多いんだろうね、
って乳がんになってから思うこと多いよ(涙)